第11回(1980)昭和55年12月28日
“初挑戦”三村(九州産交)が優勝
第11回防府読売マラソンは、新鋭の三村光明(九州産交)が初マラソンで見事優勝した。史上最多の431人が参加した大会は28日正午、山口県防府市の右田中学校前をスタート、佐波郡徳地町下畑を折り返す42.195㌔のコースで行われた。
薄日が差したり、粉雪が舞うなど天気がめまぐるしく変わる寒い中で、招待選手の井上文男(安川電機)、山田潔(東洋ベアリング)の2人と一般参加の三村、藤井典明(武田薬品光)城野直輔(九州電工)の5人が最後まで激しいトップ争いを演じたが、残り1㌔地点で抜け出した三村がそのままゴールに飛び込み、2時間17分32秒の好タイムで栄光のテープを切った。
順位 | 氏名 | 所属 | タイム |
---|---|---|---|
1 | 三村光明 | 九州産交 | 2時間17分32秒 |
2 | 藤井典明 | 武田薬品光 | 2時間17分40秒 |
3 | 井上文男 | 安川電機 | 2時間17分51秒 |
4 | 山田潔 | 東洋ベアリング | 2時間17分58秒 |
5 | 城野直輔 | 九州電工 | 2時間18分17秒 |
6 | 渡辺昭二 | 東洋ベアリング桑名 | 2時間19分46秒 |
7 | 土山泰三 | 菊川町役場 | 2時間20分41秒 |
8 | 山本健一 | 佐々町役場 | 2時間21分40秒 |
9 | 山脇正博 | 西肥スポーツプラザ | 2時間21分53秒 |
10 | 正入木孝幸 | 九州電気工事 | 2時間21分59秒 |
気象状況:12時
天候:晴
気温:4.5℃
湿度:45%
風向:西
風速:3.3m